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カレイドスターは伝説の名作

今まで見なかった自分が許せない。

「謝れ! レイラさんに謝れ!」

と過去の自分を責めたいほど。

だってARIAの佐藤順一監督作だよ。

前から評判が高かったことは知っていたんだよ。

大原さやかさんのベストキャラに、いつもレイラさんの名前があがっていたじゃないか。

なんで今まで見なかったんだ!?

カレイドスターは伝説に残る名作です。

この作品はリアルタイムで見られた人は幸いです。

見ていない人は、今すぐレンタルショップへGO!

あるいはネット配信ですぐ見ましょう。今見ましょう。

ハリー、ハリー、ハリー、ハリー、ハリー!

この作品を見ないと人生損しますよ。

僕は十年も損をした。

これ以上損しなくて本当によかった。



以降ネタバレですので、読む人は注意ください。



バンダイチャンネルで見放題が終わる作品にあったので、一気に見ました。

最初はレイラさんに憧れたそらのサクセスストーリーと思いました。

実力を身につけ、物まねではない自分の舞台を見いだし、そしてレイラさんとの共演までこぎ着けたそら。

ところが、ユーリの謀略でカレイドステージは解散させられます。

演ずる舞台が奪われるなんて、思い切ったシナリオですね。

取り戻すための条件が「幻の大技」を成功させること。しかもその技はユーリの父親の命を奪った危険な技でもあるという燃える展開。ユーリは逆恨みでカレイドステージに復讐をしているのです。

幻の大技はペアでやる技。そらとレイラさんが挑みます。



この作品は主人公の特訓が随所にあります。

今回もグランドキャニオンで猛特訓ですよ。

平成のご時世に特訓。

そらは鉄球を腹に打ち込まれるという、巨人の星さながらのしごきをうけます。

さらにレイラさんは減量ですよ、減量!

無理が祟ってレイラさんは肩を痛めてしまいます。それを堪えてさらに特訓するのです。ひとことも弱音を吐かないレイラさんには、ハートを射貫かれましたよ。

汗と涙の末に完成した、幻の大技がついに披露されます!

震え上がる感動的な美しいシーンです。

成功した喜びもつかの間、レイラさんは肩の怪我で引退してしまいます。

そらに夢を託して。



この2クール26話だけでも歴史に残る名作だったのに、さらに続くんですよ。

レイラさんを欠いたカレイドステージは、レオンにかき乱されそらは追い詰められます。

さらに新人メイにヒロインの座を奪われます。

レイラさんが持ってきたサーカスフェス出場権をかけた勝負でも、そらはメイに敗れます。

しかし、まだ道はあった。かつての敵ユーリが味方となって再登場。

新たな技「天使の技」を会得したそらはユーリとサーカスフェスに乗り込みます。

しかし出演者同士の憎しみ合いにそらは動揺、途中棄権してレイラさんを失望させます。

失意のままに帰国してしまうそら。

1クールまるまる主人公が負け続けるなんて、今のアニメでできるでしょうか?

10年前でさえ無茶話だったことが製作裏話でうかがえました。

ですがこの苦闘があったからこそ、4クール目の盛り上がりが生まれるのです。

再出発したそらは、なんと雑用係をやります。

でも楽しいんです。そらがいればそこは舞台。

そらが目指すのは「争いのない、観客も出演者も皆幸せになれるステージ」です。

それが可能かどうかは分からない。「天使の技を完成させたらできるかも」と、一縷の望みです。

誰もなし得なかった高みへと目指すそらは迷いません。必死に特訓、ついに天使の技を会得するのです。



だがそんなそらの前に立ちはだかったのが、復活したレイラさんだあああああ!



なんと彼女も天使の技を会得したのです。

ついにふたりは主演の座を賭けて対決します。

同時に演技するという異常なオーディション。

でもそらは争うことは考えません。そらは、その場にいる人たちを幸せにしたいのです。

その気持ちが見る者の心を掴み、レイラさんも「そらを見たくなり」ふり向いた。

その瞬間、そらの背中には翼が――

レイラさんはそらから役を奪うためではなく、そらに破れて道を開くために、肩の故障を押してオーディションに挑んだのです。

「これからはあなたが挑まれるのよ」と伝えるために。

目標だった自分が負けずに引退したため、そらを迷わせた責任をとるために。

そして最終回そらの演じる白鳥の湖の見せ場、天使の技に魅せられたキャストが舞台に出てきまいます。客席からパフォーマーたちも参加しますが、誰も争わず、皆が楽しんで芸をします。客席と舞台が一体となって皆が幸せになります。

そらが目指してきた舞台が実現したのです。

見届けたレイラさん「私の役目は終わった」と言うのですよ。

そらのために、そこまでやりますか。

あなたは女神ですよ。


こうして幕を閉じたカレイドスターですが、その後にOVAでレイラ・ハミルトン物語が出ています。

こちらはレイラ編の最終回。

今まで心を強くして生きてきたレイラさんが「弱くてもいいんだ」と、初めて涙を流すのです。

そうなんだよ。レイラさん神がかりすぎていましたよ。まだ十代なのにいいいい!

やっとレイラさんも本当の自分を取り戻せました。



いやいや、実に素晴らしい作品でした。

伝説に残る名作です。

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