ストレスは捨てられる
田中ちひろ著、表題の本を読みました。
きっかけはmixiのニュースで紹介されていた行為をしたところ、効果があったからです。
それは「後ろ足を伸ばして歩く」でした。
後ろ足を伸ばして歩くと姿勢が良くなります。
その影響で鬱屈していたストレスが軽くなったのです。
そこで本を注文して読んでみました。
試しにやってみましょう。
あなたにとり、一番嫌な記憶を思いだしてください。
一番嫌な記憶、つらい記憶を封印を解いて呼び出すのです。
嫌な気持ちになりましたか?
それでは今の姿勢でストップしてください。
今あなたはうつむいてはいませんか?
背筋は曲がり、方がすぼんではいませんか?
顔は強ばり、苦しい表情になってはいませんか?
僕はばっちり当てはまりました。
それでは次に、その嫌な記憶を抱いたまま、姿勢を変えます。
背筋を伸ばして首を上に向け、天井を見ましょう。
肩を広げ、いっそ両手を広げてみましょう。
そしてカラ笑いするのです。
やってみましたか?
では今の気持ち、先ほどの姿勢のときと同じでしょうか?
僕は相当軽減されました。
ストレスを受けると体が反射的に防衛姿勢を取ります。
すると条件付けられて防衛姿勢をとるとストレスが高まるのです。
誰でもスキップすれば笑顔になります。
スキップしながら深刻に悩むことはできないよう体が学習しているのです。
つまり姿勢を正すことで心も正せる、という点がこの本の要旨なのです。
他にもイメージ操作でストレスを軽減できるなど、色々な方法が紹介されています。
ちなみに本書では触れられていませんが、後ろ足を伸ばして歩くと足の筋肉が引き締まって下半身の血液が効率よく心臓に送られる効果もあります。
全身の血行が良くなれば脳への血流も増え、脳内物質の分泌が促されてストレスが低減されます。
姿勢を正す効果に加えて、人体の活性化の効果もダブルであるのです。
騙されたと思って後ろ足を伸ばして歩いてみましょう。
ひとつ注意があるのは、これ、結構疲れます。
通常の倍は疲れますね。
つまりシェイプアップ効果もある訳です。
一石三鳥のお得な運動です。
ぜひお勧めします。
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