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化学物質過敏症の履歴

僕の場合、新入時に入った新築ビルで罹患しました。
当時は化学物質過敏症はおろか、シックビルもシックハウスも言葉さえない時代でした。
ですから、当然診断書なんてありません。
原因不明の体調不良で苦しみ、医者を次々変えていたころです。
建築現場に出て、状況は更に悪化。
塗料などで自律神経がやられ、体温調節が利かなくなりました。
真夏なのに汗を流しながら震えている毎日です。
冬なんて寒くて寒くて、暖房をガンガンかけて、厚着して、ベッドにこもって持ち帰りの仕事を処理していました。
当時はストレスによる心身症とばかり思ってました。
しかし、精神科に通っても、快方には向かいませんでした。

工事が終わると、体調も良くなって、やはりストレスだと思ったものです。

その後は小康状態が続きましたが、ひどい冷え性や体のあちこちの痛みに苦しめられました。

高電位治療器が痛みや冷え性にかなり効果を示しました。50万円以上しましたけどね。

その後、事務所の塗装で体調が一気に悪化したことで、どうやら塗料などが原因だと思うようになりました。
そして見つけたのです。化学物質過敏症という言葉を。
北里研究所病院で診断したところ、眼球運動や平衡感覚などで、中枢神経や自律神経が化学物質により異常を来していることがわかりました。

しかし当時は化学物質過敏症は病名ではなく、治療法も皆無な状態です。
とにかく化学物質から身を遠ざけるしかありませんでした。

そんなある日、新人時代に世話になった上司から引き抜かれ、本社へ戻りました。
しかし、そこは新築の化学物質こそはなくなりましたが、絨毯の防虫消毒剤や、印刷物のインクが充満している空間でした。
みるみる体調が悪くなり、そして中枢神経がやられてふらつくようになりました。
文字は分かるのに、文章が理解できなくなるなどで、パニックになりました。
当時は感情的になることもしばしばで、もう自分がどうなるか分からなくなりました。
幸い上司の計らいで、一年で本社から郊外の現場へ転属できることになりました。

周囲は空気が良く、特に都心からそちらに引っ越してからは、みるみる体調が良くなりました。
しかし、その職場は分煙が不完全でした。
そのため煙草の煙で苦しむようになり、単純計算のミスやら、誤字脱字、グラフが枠から飛び出ていることさえ気づかない始末。
完全にダメ社員です。

去年の10月、化学物質過敏症は病名として登録されました。
しかし、化学物質から離れる以外、有効な手立てがない現状は変わっていません。
もう一度病気として診断書をもらって、労災申請しようかと、最近思っています。
また北里へ行くか、主治医が独立した病院へ行くか。
ただいま悩み中です。

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